ヴィンテージウォッチスミスの紹介

英国製時計スミスは当時、ミニやMG、トライアンフ、ロールスロイスに至るまで英国ヴィンテージカー用メーターの殆どを製作しており、その事から英国車オーナーの間ではスミスの時計を愛用することがトレンドになっています。そんな歴史あるスミスを取扱って15年のベテラン時計士が厳選した貴重なヴィンテージウォッチをぜひお手に取ってみて下さい。




骨とう品や少し昔の製品をアンティークやヴィンテージと呼びますが、スミスの時計はどちらが正解なのでしょうか?
上の写真の時計はどちらもスミス社製ですが、左の腕時計は1890年代に生産されたアンティーク・ウォッチ。そして、右は1960年に作られたヴィンテージ・ウォッチです。つまり、スミスの時計の中には、アンティークとヴィンテージの両方があるのです。


アンティークとは、本来、生産後100年以上が経過した製品に対してつけることのできる名称です。骨とう品=アンティークと思われがちですが、西洋では古くから100歳以上の製品のみをアンティークと呼んでいます。

それでは、ヴィンテージはというと、生産後25年以上が経過した製品に対してつけることのできる名称です。

つまり、スミスの殆どはヴィンテージ・ウォッチということになります。


ヴィンテージウォッチを手に入れることはその時代を手に入れるということ。ヴィンテージやアンティークの製品には、すべて当てはまることですが、例えば1950年代のヴィンテージ・エルメス腕時計を手に入れて、日常の道具として使うことは、同時に1950年代という時代を手に入れて、その時代を楽しむということになるのです。

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1.衝撃に弱いので落としたり、ぶつけたりしないように心がけましょう。
1960年代に入ると振り子の軸受をスプリングで支えて、大きな衝撃を受けた時に軸受が動くことで、ショックを吸収し軸の損傷を防ぐ、ショックプルーフ機能が搭載され始めましたが現代のGショックのようなヘビーデューティーなものではなく、また、1950年代以前のモデルにはショックプルーフ機能すら搭載されていないため、衝撃には注意が必要となります。

2.防水・防塵機能が弱いため、水分やゴミの侵入に気を付けて下さい。
1950年代よりデニソン社製アクアタイト・ケースなど防水、防塵性に優れたケースが採用されていたモデルもありますが、生活防水、防塵程度で、ほとんどのヴィンテージウォッチには防水、防塵機能はなく水場での使用は極力避けていただき、梅雨時などの湿気の多い季節も注意が必要です。また、ゴミの侵入は故障原因のNo.1ですので、風の強い日の使用はひかえましょう。

3.磁気の影響で狂いが生じやすいので強い磁気のそばには置かないで下さい。
ヴィンテージウォッチにはアンチマグネティックなどの耐磁気機能を備えたムーブメントもありますがその効果は低く、スピーカーやパソコンなどの強い磁気を発生する機器のそばにはなるべく置かないようにする注意が必要です。

【日常保管】
長期間保管される場合には、ビニール袋や密閉容器などゴミの侵入を防げる容器に入れて、机の引き出しなどで保管してください。また、磁気を発生する器具のそばは避けるようにしてください。長期保管後使用される際には、前回のオーバーホール後5年以上経過している場合には、内部のオイルが硬化していますので、必ずオーバーホールを行ってからご使用ください。

【長期保管】
長期間保管される場合には、ビニール袋や密閉容器などゴミの侵入を防げる容器に入れて、机の引き出しなどで保管してください。また、磁気を発生する器具のそばは避けるようにしてください。長期保管後使用される際には、前回のオーバーホール後5年以上経過している場合には、内部のオイルが硬化していますので、必ずオーバーホールを行ってからご使用ください。


上記の注意点を読むと、気を使い過ぎて、楽しく使えないように思ってしまうかもしれません。でも、これらの注意点は現代の時計にも当てはまる常識的な心配りだと思います。動画でも詳しく解説していますので、覚えてヴィンテージウォッチを長く楽しく使っていきましょう。

>>動画での解説はこちらから

SMITHSの懐中時計


スミス社は1851年に時計店を創業し1880年より自社ブランドの懐中時計を生産開始したと言われています。
当時はスイスのロンジン社やゼニス社へその生産を依頼していましたが、戦後はジャガー・ルクルト社より技術者を招き入れ自社製品としての懐中時計を生産するようになり、時計の普及に力を注ぎました。