スミスの魅力


身の回りにあふれる現代のプロダクツ。それらは今という時代のニーズに求められて生まれたユースフルなアイテムだ。
そんな便利で洗練された道具を使うことは、今を生きてゆく上で不可欠であり、また楽しくもある。
そんなモダンライフのなかに1950年代の腕時計が加わるということ。それは最新のスマホを手にれた時と同じような、新鮮で、わくわくする未知なる楽しみを味わうこと。

この1956年生産のスミス・デラックスには普段惜しみなく使用可能な英国から取り寄せた現代のベルトのほか、1950年代当時のデッドストック・ベルトが付属。
特別な日には、当時物のベルトに着替えて出かけてみると、心がはずみ、更なる発見が待ち受けているに違いない。

1950年代に生まれた英国製のスミス・デラックスを身につけること。それは、その時計が生まれた時代を手に入れるということ。
いつもの道が違って見える。色彩が、風が、空気が…。
スミス・デラックスを通して時を知り、腕に佇むひかえめな大きさと、金無垢という柔らかな感触。端正な文字盤や時間をかけて形造られた落ち着いたケースデザイン。
約60年前に築き上げれたスミス・デラックスならではの存在感が身につけるたびに、ゆっくりと英国伝統のエッセンスを語りかけてくる。

文字盤の色合い、アラビア数字の書体、そして、スモールセコンド・ダイヤルを含めた針のデザインのどれをとっても英国の古きよき時代のひかえめでなおかつ気品ある美しいデザインであることがわかる。つまり、それは文字盤に目をやる度に、1950年代の英国そのものを感じるということ。

このデラックスには、上質なレザーバウンドのスミス・デラックス専用オリジナル・ボックスが付属。
スリーピースのデニソン社製9金無垢ケースは、エッジの効いたラグを持ち柔らかな印象のケースのアクセントになっている。
アールデコのデザイン・エレメントを巧みに取り入れた英国デニソン社のセンスといえる。
デニソン社はスミスの他ロレックスやオメガなど、数多くのスイス時計メーカーの製品を手がけた英国の老舗ケースメーカーだ。

裏蓋を開けると英国チェルトナム工場で生産された15石ハイクォリティー・ムーブメントが現れる。フロステッド・ゴールド・プレーテッドの部分で覆われた頑強なCタイプキャリバーはスイス製のような華やかさはないが質実剛健といった英国らしさに満ち溢れている。
当時、英国の時計メーカーは数社あったが100%英国生産の高品質ムーブメントを生産できるファクトリーは限られていた。

リング状の振子の周囲に回転バランスをとるためのチラネジと呼ばれる全長1mm程の真鍮製のネジが配置されている。1960年代初期までの特徴である。

それは、夕暮れ時に英国の村をひとり歩くようなもの。
そこには、何百年も前に建てられた石造りの古いコテージが点在し、生垣は綺麗に手入れが行き届いている。その土地で採取された石は規則正しく、しかし経年変化で表面は荒々しく風化した簡単には築けない佇まいがある。そこには英国人の考えた方やセンスが隅々まで息づいている。
そんな英国の村を散歩すること。それは、スミスを身につけることとよく似ている。スミスはそんな時計である。

「ひと味違う日常を be with SMITHS」

当店取扱いのスミスは一部の消耗パーツを除き、当時のMADE IN ENGLAND純正部品によるレストアにこだわったものとなります。
安定的な供給が難しいため在庫が無い場合もあります。

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トライアンフ 埼玉南

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